★師匠から支障へ

名古屋で新作落語を聴く会『川柳つくし親子会』出演（なんか私だけ出て支障が出ないみたいなタイトルだな・・・）。

行きの新幹線では、「秋の敬老会に出るときは厩火事なんかどうだ？週刊ジジババとかもいいぞ。あれ、どんな噺だったかな？ガーコンしかやってないから忘れちゃったよ」などと話してくれた。もしかして、この人は私の師匠なのではないかと錯覚しそうになった。

つくし「年下の男の子」、支障「パフィーde甲子園」＆「ガーコン」と、つつがなく盛会に終わり、楽しく打上。ここまでは良かったのだが・・・。

帰り、名古屋駅で酒を買う支障。新幹線で飲む。知らない人と意気投合して語り込む支障。その人が降りたとたん、まるで今までその人がまったくいなかったかのように別の話題で私に語り出し、そしてまた東京駅で酒を買う。なかなか歩かない。構内で飲む。山手線で飲む。大塚から自力で帰ると言い出したので、やっと解放された。

まさに、行きは良い良い帰りは恐い。

★すいません・・・

二日目、「権助魚」。

高座を下りると馬桜師匠が、“なんだ、新作やるかと思ったのに・・・”。

もし今日いらして同様に思ったお客様いましたらすいません、次の池袋はやります！浅草は・・・お年寄り向け新作ができるまでお待ち下さいまし。

★また初日だよ！

９月上席浅草初日、「子ほめ」。やはりお年寄りがほとんどでした。寄席でできるお年寄り向けの新作も作らないといけません。

しっかし、９月の奴、あわてて涼しくなりましたな・・・。

★非通知人間

基本、非通知の電話には出ないのだが、今日はつい出てしまった。

「マンションのご案内ですが・・・月々７万円の分割で結構ですよ。」

確かに、今の家賃と同じぐらい。しかし、マンションとペットは独身女性には危険なアイテムだ。買う気がないことを告げると、

「引っ越しのお金もかかりませんから大丈夫ですよ！」

いやいや、そんなはずないでしょ。そもそもなぜ非通知でかけて来るのかって話ですよ。何度か断ったのですが、切る隙を与えないぐらいしつこいので、「月々一円も払わなくていいなら買います！」と言ったらやっと絶句してくれたので、切ることができました。

そして、二度と非通知人間の相手をしないことを誓いました。

★平林

楽日、「平林」。この噺は前座の頃花緑師匠に習ったのだが、師匠が明日の余一会で末広亭にいらっしゃるので、“やらせて頂いてますよ〜！”というアピールのため、この芝居、平林率を高くしておきました。この噺は子供にウケる。チョーウケるんですけど！馬鹿馬鹿しい噺なので大人はそれほど笑わないが、最後オチを言うとたいてい“ああ・・・”という納得の声が上がる。

ちなみに、私、ミュージカル平林というのもやったりします。なかなかやる機会がないのですが、試しに今度寄席でやってみようかしら・・・池袋とかならいいかも。