★男落語、女落語

無限落語にご来場下さいました皆様、ありがとうございました。今回は男落語VS.女落語という企画。落語版紅白といった感じに男女交互に上がりました。

男女聴き比べて思ったのですが、私の男女の出会いの噺（タイトルは「林！」）、茜姉さんの夫婦ネタ、あやめ姉さんの子供に人気のゲームのマクラ（ネタは心中もの）など、女の方が噺に生活感が出るような気がしました。これはちょっと前に花丸兄とも言ってたのですがね。

とにかく！早く先輩方のように看板になれるよう頑張りますぜ。茜姉さんは講談ですし、あやめ姉さんは上方落語なので、「東京の女新作落語家」というと私だけになります（実は前座の頃からそう言われておりました）。一人しかいないということは自動的に代表ってことですな。つまり、私さえ面白ければ“東京の女の新作落語もなかなかいいよ”ってなことになるわけで・・・こりゃ責任重大だ！

★慣れ

カレッタビアライブにご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

せっかくの屋外、ビアガーデンなので一度やってみたかった「アンケート（酒バージョン）」を実施。時間がなくて少ししかできませんでしたが、また隙を見てどこかでやってみようと思います。

わか馬兄はきっちりと古典落語をやり、支障はいつもの。三人で演奏もしましたよ（なんかこのパターン多いなあ・・・）。ちなみに支障は演奏のとき、あがっちゃったそうですが、ソンブレロ被っていつもの格好したら落ち着いたとか。慣れって大事なのね。

★ジイサン

新宿中日（５日目）は「平林」。これでこの芝居は出番終了。意図的に全部古典にしてみました。

昼席後、トリの市馬師匠が、「じゃあ、ご飯でも食べに行こうか」とおっしゃったとたん、何を思ったか夜席の前座のたん丈が“ありがとうございます！”だって・・・しかも彼はその日高座に上がる番で、自分のめくりを自分でセットした直後の出来事だった。まったく、おじいちゃんは大変だ。市馬師匠も「あいつ大丈夫か？俺、同い年だから心配なんだよ」。同い年なのに片や寄席で立派にトリを務め、片やボケかかっているという・・・人間は決して平等ではないとしみじみ思いました。

そして、昨日の円朝祭にご来場下さいました皆様、暑い中ありがとうございました。お陰様でビールなどの飲料も良く売れましたよ。甚平の背中の文字は、去年「働くニート」にしたらニートの意味が浸透しておらず、一部わからない人がいたため、今年はぐっとわかりやすくして「愛と平和」にしました。これなら文句あるまい！

写真は玉の輔兄のお店に並べてあったもの。こんな小汚いジイサン売れないんじゃ・・・と思っていたら、兄さんが「これは何か買ってくれた人にプレゼントするの」だって。さすが玉兄は賢いね。

★イメージ映像

四日目、「手紙無筆」。

昼席後、支障宅にて１１日の汐留ジャンボリーの稽古。もちろん、音楽部分の。支障が気合い入れて本番同様立って弾いてたので、付き合いの良い私も「お前はいい」と言われながらも、ちゃんと立って弾きましたぜ。

写真は汐留ジャンボリーのパンフより。彼らのイメージ映像の中の落語家はこんな感じなんですね・・・合わせ逆だし、はだけ過ぎ！てゆーか、素肌に着物着てるのか？こんな清水宏兄さんみたいな落語家いないですって！！！

★調子悪し・・・

三日目、「松山鏡」。

ビデオとかパソコンとか、いろんな物が調子悪いです。私から何か物を破壊する電磁波的なものが出ているのかもしれません。