★ご馳走しても川柳

三日目、「権助魚」。

支障が珍しく、「皆でアイスクリームを食べよう。伊勢丹の地下で１０個買っておいで」などと言ってくれた。川柳がご馳走するなんて！と感動しかかったが、言い付けただけで財布を出そうとしない。「では支障、先立つ物を・・・」と言ったら渋々出したが、これがたったの二千円！足りないと言ったら、お前が出せだって。やはり腐っても鯛、ご馳走しても川柳なのだ。

伊勢丹地下に来てみたら、やはりたいていは３００〜４００円ぐらい。仕方なく、一番安い２１０円のを買いました。額は足りないわ、アイスっていう品目指定も気が効いてないわ（持ち帰れない！）、まったく、トリ取ったらもう少し気を使って頂きたい。他の師匠なんか凄いですよ、いろいろとお気遣い下さって。支障の芝居に入った前座さんやお囃子さんがかわいそうだわ。出演者も誰も残ってないしね（仮に残っていたとしても、支障が高座に上がった途端、逃げるように帰って行く）。

ちなみに、差額の１００円は支障が高座に上がっている間に財布から抜き取り、代わりに領収証を入れておきました。なんでこんなねずみ小僧的なことをしなければならんのか・・・。

★冷製と情熱の間

夏限定メニューというのがある。今日もパスタ屋さんで、冷製パスタより普通の温かいパスタの方が断然好きなのにもかかわらず、つい“冷製パスタありますか？”ときいてしまい、かつ頼んでしまった。夏期限定だからいけないのだ。一年中やってりゃいいじゃない。冷製とはいえ、別に冷たいのでなく、冷ましてあるだけなんですから。

でも、落語会でも夏になると怪談噺やってお客さん集めますからね・・・それと同じか？そもそも怪談噺というのは言葉が若干重複してないか？でも怪談だけだと稲川淳二さんがやるやつになってしまうからいいのか？果たして稲川さんは怖がらせようとしているのか・・・疑問だぁ〜！

★初日だよ！

新宿初日、とりあえず様子見で「平林」。こないだの上席とは違う感じのお客さん。トリが支障だからか？どう違うかはあえて言わないけど・・・。

昨日やって来た全自動洗濯機は、なかなかよく働いている。途中、気になって何回か見に行ったが、ときどき考え込みながらもちゃんと動いていた。いい奴だ（まあ、世間ではもう何年も前からこれが普通なんですよね）。

★私の洗濯機は二槽式改め全自動

洗濯機がついに壊れてしまった。一人暮らしを始めるとき友人から譲り受けた二槽式。

仕方なく安い全自動を買ったのですが、どうせ買い替えるなら乾燥機付きが良かったなあ。高くて買えないけどさ。壊れなければ、別に二槽式のままでも良かったんだし・・・とても、くやしい。

★内輪ネタ撲滅運動

内輪ネタはやらないように心掛けている。正直、やったこともあったが、その場の笑いが取れるだけで、そんなのはニセモノだ。

まあ、お客さん全員が落語マニアならそれでもいいかもしれない。でも、たいていの会は普通のお客さんも必ず来ている。そこで、例えば支障の名前を出せば確かにマニアは笑うが、普通のお客さんは川柳って誰だよ？ってことになる。しかも、もっと悪いことに、なんだかわからないがまわりは笑っているので、疎外感を感じる。したがって、もう来ない・・・ということになってしまうのだ。せっかく来て下さった普通のお客さんが二度と来なくなり、マニア向けのネタでマニアだけが笑っている・・・そんな落語会は考えただけでゾっとする。

以前、ある芸人のライブに誘われて行ったところ、いろんな写真を次々に出し、それを見てマニアっぽい人だけが笑っていた。写真出すにしても、ロケット団の青木チャンス師匠ネタぐらい説明すれば面白いけど、出すだけで解説も何もなし。なんのことやらさっぱりわからなかった。かろうじて一人だけ知ってる人がいたのでわかったのだが、同じ事務所の芸人さん達の写真だったらしい。私はお客さんにこんな思いをさせまい、と思った。

てなわけで、マクラも含め、ネタ中はTVに出てるような誰でも知ってる人か、その会の出演者以外の名前は出さないことにしてますし、支障とかのことを話すときは知らない人にもわかるように言うております。

あっ、でもマニアが集まる支障の会は別ですよ！