★走れつくし

九日目、「平林」。

高座後、支障が上がるまでに戻って来るから・・・と前座のたん丈に言い残していったん帰宅。用事を済ませ、眠かったので少し昼寝してはっと起きると、もう３時半過ぎ！急いで新宿に向かったが、支障はもう高座に上がった後だった。私がメロスだったらたん丈はもう処刑されてたね。まあたん丈だから別にいいか。

★川柳一座

川柳忌にご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。

私は古典班「初音の鼓」。実はいろんなバージョンがあるのですが、今日は封印。教わった通りきっちりやりました。支障いわく、「よし、俺が円生に教わった通りやってたな。ま、円生よりヘタだけど」って、当たり前だよ！まあでも、「俺が教えた通りやってたな、ま、俺よりヘタだけど」とは言いませんでしたよ、さすがに。

笑生兄は「お祭り左七」。支障は袖で“こいつは筋がいい！”としきりにほめてました。

わか馬兄の「ガーコン」はとても良く調べてありました。支障の間違いまで指摘してましたよ。歌もうまいしね。支障は「俺の出番の前でやるなよ」。

支障のいつものスポーツの噺の後、トリは文左兄の「ジャズ息子」。支障いわく「負けた！俺文左衛門にネタ取られちゃったよ・・・ただでさえ少ないのに」だって。

ちなみに支障、我々のことを“俺の一座”と言っていた。いつの間に一座になったんだ？

★守ることは攻めること

７日目、「権助魚」。

昼席後、花緑師匠に「宮戸川」を教えて頂きました。師匠は多忙のため、ここのところ寄席に出てらっしゃらないのですが、先日わきの落語会に伺ってお稽古をお願いしたところ、快諾して下さったのです。貴重なあき時間を申し訳ないなあ・・・と思っていると、お弟子さんの緑太君が、

「大丈夫ですよ、師匠教えるの乗り気ですから。実は昼間、僕にも宮戸川教えてくれたんですよ」とのこと。さすがですな！

そして私は師匠のおっしゃった“落語を守ることは攻めること”という言葉を胸にしっかり刻んだのでありました。そう、攻撃は最大の防御！これからもどんどん攻めていきますぜ。

★新聞と調子にのる支障

川柳忌の記事が新聞に載りました。２５日の産経朝刊です。ちなみに、このHPの川柳忌の問い合わせのところから見られます。支障はハチャメチャな若手を・・・なんて言うておりますが、古典に関しては崩すのをとてもいやがりますので、笑生兄と私は教わった通りきっちりやりますぜ。少なくとも支障の前ではね。

目玉はやはり文左兄のジャズ息子＆わか兄のガーコン！そしてやるネタがなくなってオタオタする支障！いやいや、何かありますよ、なんせ５０年もやっているのですから・・・。

ちなみに、お席にはまだ余裕がございます！

★勇気ある漫才

ロケット団の単独に誘われて行って参りました。おそらく全員がオチをわかっているところにあえてそれを言う！素晴らしい！こないだのプランさんみたいでした。

前回、ロケットのライブであまりに勇気あるドベタボケを言っていたので、私も影響されてギャグもストーリーもドベタな噺を演ったら、なかなか好評でした。みんなベタが大好きなんですね。その証拠に、くりぃむさんのベタドラマも時間上がりましたしね。これからはベタですよ、ベタ！