★前乗りティ・リポート

昨日、テレビでダウンタウンの松本さんが“前乗りティ・リポート”というギャグを言っていたので、“前乗りしたいな〜、でもしばらく前乗りが必要な仕事もないし・・・”なんて思っていました。すると、なんと今日！２７日の仕事の前乗りを頼まれたのです（ちなみに、ギャラは一緒です、だって）。

またつまらぬことで運を使ってしまった・・・（五右衛門風に）。


【注】前乗り・・・仕事場所に前日から行っていること。

★結婚とは？

ポール・マッカートニーが離婚した。原因はプライバシーが侵害されるからだそうで。レギュラーの松本さんも公開プロポーズして、相手はOKしたものの、取材申し込みが来たりして芸の道具に使われるのはいや！と不機嫌になってるそうな（おいおい、漫才師の嫁なんか、「君とこの嫁はんが・・・」って、芸の道具に使われてなんぼでしょうが）。ちょっと覚悟が足りないんじゃないの？と思う。有名人と結婚したらそうなるってことはわかりそうなもんなのに。それって、相手の状況も含めて愛してるわけではないってことでしょ。条件付きって感じがする。良いとこ取りしようとしてるというか。

でも、実際、結婚てそんなもんなのかなあ。丸ごと愛せる相手じゃないと・・・なんて思ってるから私は婚期が遅れてしまっているのかもしれませんね。

★芸歴５０年にして・・・

支障が一人で二席やるという営業。一席目の「ガーコン」が終わると、お客さんから二席目は違うネタやれという声。しかーし！支障はお客さんは入れ替えになると勘違いしていて、二席目もガーコンをやろうと思っていたのだった。まあでも、五十年もやっているのだ。どうにかするだろう・・・と思っていたら、“まあいいよな、二席目もガーコンで”なんて言ってる。

「ダメですよ支障、お客さん一人も入れ替わってないんですから！ジャズ息子とかはどうですか？」
「いや、あれは稽古しないとできない・・・」
「あー、そうでしたね。じゃあ、首屋とかは？」
「いや、もっと稽古しないとできない・・・」
「何かないんですか？」
「いいよ、ガーコンは何度きいても面白いんだから」

・・・いやいや、そういう問題じゃないでしょ！

そうこうしているうちに二席目をやらなければならない時間が近付いて来た。珍しく本気で困ってる支障。私はそこであるアイデアを思い付いた。

「そうだ、支障、三題噺やりましょう。私が今から題取りますから。それで少しつないですぐ上がれば、考える時間は少ないですけどハードルも低いし、ライブ感もあって面白くなりますよ。支障ならできますよ！」

支障は、自信なさげにうつ向いていた・・・。


・・・というところで、目が覚めた。
５０年もやってて、弟子にこんな恐い夢を見させないで下さいよ、支障！

★粉雪注意報

歌広場に集まり、仲間とウクレレ。今回は、地名が入ってる歌特集（演歌、ムード歌謡除く）。楽譜係、よく毎回いろいろ探して来るなあ・・・お疲れ様です！

先日、カラオケで仲間の一人が「粉雪」を歌い、私達は散々な目に遭った。今日は私が到着する前に、他の部屋で「粉雪」を歌っているのがきこえて来て、“この歌は他人の迷惑になるので歌ってはいけない”とやっと悟ったそうで。レミオロメンが歌ってるのをきくとそれほど高くきこえないからみんな歌えると思って入れてしまい、歌い出してから気付くんですよね・・・皆さんもくれぐれも粉雪には注意しましょう。

★かわいそう・・・

深夜寄席。古典をやる場所がなかなかないのでトップで古典を希望したら、喬之進君は逆に新作をやる場所がなかなかないので新作を希望。てなわけで、つくし「権助魚」、右太楼「黄金の大黒」、喬之進「寿司屋水滸伝」、あし歌「電報違い」の順にお送りしました。相変わらず、お客さんいっぱいでしたよ。

それはそうと、ロケットの三浦君のところにいっていたビデオを花丸兄が見たいと言うので、三浦君に、下席に入ってる花丸兄宛に新宿（末広亭）に置いといてくれるよう頼んであったのですが、確認したら、付けてあったメモに“花丸兄へ　つくしより”と書かれていて、三浦君の名前はどこにもありませんでした。芸協の前座さんに、花丸兄と仲が良いと思われたくなかったのか？獅篭兄の“悲しみの大須事件”に続き、かわいそうな花丸兄・・・。