★面倒な人

１５日の文左兄との会が近付いて参りました。今日は一日中いろんな師匠の「厩火事」をきいてたので、もう少しで厩火事になるところでした。危ない、危ない。

文左兄は支障の「ジャズ息子」を演るのですが、今日支障から電話があって、

「文左衛門も、ジャズ息子やるなら俺に言うがいいじゃねえか」
「兄さんはちゃんと言いましたよ支障！私、その場にいましたし」
「あれは、俺のネタをやる会（川柳トリビュート）の話だろう？その前にやるなんてきいてねえぞ」・・・。

つまり、文左兄はもちろん、私との会でやるつもりで支障に挨拶に行ったのですが、支障が勝手に“俺のネタをみんなでやるんだな”と勘違いしていたのでございます・・・ただ、支障の意向を汲んで、数日前に川柳トリビュートが決まったわけですがね。

いや〜、支障とは実に、面倒なものですな・・・。

★川柳よ永遠なれ

この夏、川柳トリビュートの会をやることになりました。普通、こういう会はまわりがお膳立てをするものですが、そもそもの言い出しっぺは支障でございます。

それにしても、支障のナンバーは非常に少ないため、メンバーも限られて参りますな。みんなでよってたかって支障の持ちネタをやったら、支障のやるネタがなくなっちゃたりしてね・・・。

★下駄サンダル

もう夏なので、今月に入ってから下駄サンダルを履いております。２年前に買ったお気に入りで、“それ、いいね！”と昇太師匠にもほめられた物（師匠はおしゃれと言いたかったのですが、私が安さと雪駄を持ち歩かなくていい便利さを強調し始めたのであきれていました・・・）。

でももうさすがに２年も履くとぼろぼろでございます。今日、二代目を買って来たのですが、やはり先代の履き心地にはかないません。おしゃれでかつ履き心地も良い物って、そうそうないんですね。

★車つくし

若干腰痛気味だったので、出かけるときはコントみたいな歩き方になってましたが、歩いてるうちに治って来ました。ふだん大荷物なことが多いので、相当体に負担はかかっていることでしょう。荷物を持たずに済むので車に憧れたりもしますが、考え事してしまいそうで。しかも、今日から路駐が厳しくなりましたしね。

・・・てゆーか、私、十年ぐらい運転してないんだった！

★前に回って

テレビで喬太郎兄さんの「竹の水仙」を見ました。いつものことながら、面白い！素晴らしい！古典だけど演技上新作の要素も入っていて、落語って演り手によってこんなに変わるんだなあ・・・ということを改めて感じました。

ちなみに、我々落語家は先輩の高座を前から見てはいけないという決まりがありまして、いつも袖からしか見られないのです。でも、前から見ないとわからないことってたくさんあるんですよね。漫才師とか他のお笑いの芸人さんはお互いに普通に客席で見てたりするのになあ。どうして落語家だけダメなんだろう？