★リクエストにて♪

Cafe落語に出演。先日のフジテレビ目玉名人会のときに、ウクレレ落語を見そびれたお客様からのリクエストにお応えして「守護神」をお送りしました。ぬう生君は「ホスト長短」、健太郎君は「お菊の皿」でした。
いや〜しかし今日は鼻の調子が悪く、大変でございました。薬を飲んだら飲んだで副作用があるしね。明日は調子が良くなりますように☆

★緊張の夏

落語協会総会。会場に向かう途中、円丈師匠にお会いしたので、先日大須に伺った件をご報告。
“思ったより賑わってました！”
“あっそう、一束（いっそく…百人のこと）ぐらい入ってた？”
いや、そんなには…あくまでも私のイメージ映像の中の大須よりは賑わっていたというだけでございます（どんだけうらぶれてると思ってたんだ！）。
会場に到着し、席に着くと小三治師匠が“こないだ深夜寄席のとき、（夜席トリで）9時10分ぐらいまで演っちゃったけど大丈夫だった？”とお声をかけて下さいました。ちゃんと気にして下さっておられるのですよ！ありがたいことでございます（正直、開演に響くほどでしたら恐れながらネタにさせて頂こうかと思っておりましたが☆）。
いや〜しかし、尊敬する師匠方とお話しするのは高座より緊張しますね…しかも緊張してないふりをしないといけないですしね。
そこへいくと支障に対しては全く緊張できないですな〜ずっと弛緩しとりますよ…あっでもある意味緊張するか、いつラッパが飛び出すか？みたいな。

★怪談噺と滑稽噺

紀伊國屋寄席にて、雲助師匠の「お札はがし」を勉強させて頂きました。師匠は今日歯を抜いてからいらしたそうですが、そんなことは微塵も感じさせない、素晴らしい高座でございました。
志ん五師匠の「素人義太夫」も凄かった！次に何を言うかわかっていても笑ってしまうのですから…なんであんなに面白いのでしょう。
いや〜対照的な二席でございました♪

★廃人介護

フジテレビ目玉名人会に出演。私は「守護神」、支障はいつもの。師弟で音曲噺をお送りし、お客様にもたっぷりと楽しんで頂けました。
とまあ、そこまでは良かったのですが、終わってから打上があることが判明。“寄席なんか遅れたっていいんだ！”とのたまう支障を必死に阻止し、小一時間で寄席に連行。なんとか出番も間に合ったので帰ろうとしたら“下りたらラーメン食うぞ”と言われ逃げられなくなり、引き続き介護。当然ラーメン屋で飲む。帰るかと思いきや、“お前は帰れ”と言い残して寄席に舞い戻ってしまった。騒ぐといけないので追い掛けて連れ出し、別の店へ。そして廃人と化した支障を、なんとか家まで護送完了致しました。
ご迷惑をかけた方々本当申し訳ないです…でも本人はなぜか“皆、俺が好きなんだ”と、事実と異なる全く根拠のない説を唱えています。実に幸せな人ですな〜。

★おーっす！

大須演芸場に出演。先日、喬之助兄さんのお披露目のお手伝いに行ったとき、志ん太兄さんと笑組兄さんから“こないだ俺達大須行ったんだけどさ…いや〜、大須行くとうらぶれちゃうよ…”とさんざんおどかされたので、相当覚悟して行きました。
演芸場に着くと幸福さんが、かつて獅篭兄が住んでいた楽屋に通してくれました。“うわ〜、こんなとこに住んでたら確かにうらぶれちゃうな…”と楽屋を出たら、ちょうど獅篭兄さんが高座から下りて来たので“あっ兄さん！”と駆け寄ろうとした途端、梁で頭を打ちました。ちゃんと“頭”って書いてあるし、志ん太兄からもきいてたんですが、迂闊でございました…身を屈めて歩きながら、さらにうらぶれておりました。

ところが！夜席が始まったら様子が一変。お客さんもだいぶ入っているし、前座の小ゆびさん（女性☆）が初高座ということでTVは入るわ、小福師匠が弟子の初高座にあたって口上を述べるわでとても良い雰囲気。二番目に上がった獅篭兄も（さっき下りたのは昼席。名古屋は落語家が少ないから何度も上がるのです）「宮戸川」で上半身脱いだりと大サービス。これはやるしかないと思い、念のため持って行ったウクレレを取り出し、「守護神」をお送りすることに。いや〜とても地方とは思えない、良いお客さんで楽しくお送りできました。
名古屋は去年、「新作落語を聴く会」に呼んで頂きまして、まあそのときは新作と銘打ってあったので良かったけど今日はいったいどんな感じなんだろう…と不安でしたが、さすが円丈師匠を生んだ地ですな。名古屋大好き♪

写真は一緒に出たミイラ漫談のミイラ亭ミラ吉師匠。新幹線の時間の都合で、舞台は見られませんでした。残念！