★おーっす！

大須演芸場に出演。先日、喬之助兄さんのお披露目のお手伝いに行ったとき、志ん太兄さんと笑組兄さんから“こないだ俺達大須行ったんだけどさ…いや〜、大須行くとうらぶれちゃうよ…”とさんざんおどかされたので、相当覚悟して行きました。
演芸場に着くと幸福さんが、かつて獅篭兄が住んでいた楽屋に通してくれました。“うわ〜、こんなとこに住んでたら確かにうらぶれちゃうな…”と楽屋を出たら、ちょうど獅篭兄さんが高座から下りて来たので“あっ兄さん！”と駆け寄ろうとした途端、梁で頭を打ちました。ちゃんと“頭”って書いてあるし、志ん太兄からもきいてたんですが、迂闊でございました…身を屈めて歩きながら、さらにうらぶれておりました。

ところが！夜席が始まったら様子が一変。お客さんもだいぶ入っているし、前座の小ゆびさん（女性☆）が初高座ということでTVは入るわ、小福師匠が弟子の初高座にあたって口上を述べるわでとても良い雰囲気。二番目に上がった獅篭兄も（さっき下りたのは昼席。名古屋は落語家が少ないから何度も上がるのです）「宮戸川」で上半身脱いだりと大サービス。これはやるしかないと思い、念のため持って行ったウクレレを取り出し、「守護神」をお送りすることに。いや〜とても地方とは思えない、良いお客さんで楽しくお送りできました。
名古屋は去年、「新作落語を聴く会」に呼んで頂きまして、まあそのときは新作と銘打ってあったので良かったけど今日はいったいどんな感じなんだろう…と不安でしたが、さすが円丈師匠を生んだ地ですな。名古屋大好き♪

写真は一緒に出たミイラ漫談のミイラ亭ミラ吉師匠。新幹線の時間の都合で、舞台は見られませんでした。残念！