★親しみやすい落語家

先生方の寄合にて落語をさせて頂くというお仕事。古典と新作一席ずつと頼まれましたので、「権助魚」と「会社へ行こう」をお送りしました。先生といえば、おそらく今最も大変な職業ですからね・・・どちらも楽しんで頂けて良かったです。

それと、落語を初めてきく先生もいらっしゃって（正確に言うと、『以前落語家を呼んだときは落語をやってもらえず、？って感じになっていた』そうで・・・どうやらその師匠は漫談をやったらしいのですが、求められているのは“噺”なんですよね）、今日きいて面白かったのでまたききたいと言って頂けて嬉しかったっす。これからも親しみやすい噺をやって、どんどん落語を広めていきますよ！

★荒い・・・

CSでプリンセス・プリンセスライブを見た。前、見たときはとても良かったのに、今回はずいぶん荒いなあ・・・と思ってMCをきいていたら、ツアーで４０か所ぐらい回って来たところらしい。もっといいときのを録ればいいのにとは思いますが、プロとしては何か所回ろうが荒くなってはいけないわけですな。

ちなみに、音楽に詳しい人に言わせると、プリプリは海外進出しようとしたけど、持ち歌があまりに洋楽に似過ぎてるんで断念したそうです。まあ、パクリというよりきいてるうちに似てしまったのでしょうが・・・。

でも、「M」はいいですね。ドラムの人が失恋したときに作ったとか。それだけに丁寧に歌ってほしかったっす・・・（って、ずいぶん前の映像ですけど）。

★男と女を愛した男

「フレディ・マーキュリー　人生と歌を愛した男」を見る。いや〜予想とはちょっと違う作りでしたけど良かったですよ。中でも、オペラ歌手とのデュエットは圧巻！感動した！！久々に音楽で泣きました。

ちなみに、バンドを組んで日本で火がついて売れていくまでのところはなかったですね・・・あと、フレディの思い出話をする友人達は皆名乗った上、名前も出たのですが、クイーンのメンバーだけは何もなく、まあそれでもブライアンとロジャーはわかりましたが、ジョン・ディーコンが出てなかったような気がするのですが・・・存在感が薄くて見逃したのか？実は私、先日「ディーコン」という噺を作ったのですが、まだかけておりません。てゆーか、かけられる場所があるのか？団塊の世代じゃないと受けないだろうなあ・・・。

★心ある者

動きに心がある人が好き。落語家の前座修業でもそうだが、マニュアル通りのことしかしない人もいれば、それ以上にやる人もいる（マニュアル通りのことしかしない人は、おそらく、マニュアル通りの落語をやるようになるんだろうな）。

また、同じ動きをするにしても、例えば、お年寄りに席を譲るとき、礼儀だから譲るのか、それとも“おじいちゃん立ってたらしんどいだろうな”と思って譲るのか・・・見かけは同じでもだいぶ違う。

マナーを心得た礼儀正しい人より、不器用でも心がある人がいいな。

★おすすめ落語

こないだより密かに進んでいる某プロジェクトで、おすすめ落語を自作の新作３席、古典３席選ぶことになりました。

思えば、こういう質問てされたことなかったな。新作はわりとすぐ選べたのですが、古典はけっこう悩みましたよ。いろいろ考えて、“今でもよくこういう状態になることあるなあ・・・”というのにしました。

何を選んだかは近日発表しますので、皆様お楽しみに！