★そういえば

8日はつくしのシークレットライブがあります。ちょうど20回目、また年度末でもありますので、切り良く最終回に致します。特定少数のシークレットファンの方すいません！でも毎月『つくし落語』と『つくしの翁庵落語会』はやっていますので、こちらにいらして下さいましね。

そういえば、前回のシークレットライブの“10分で考える三題噺”のあらすじを書くのを忘れておりました。題は“受験シーズン、塩大福、雪”。

あるOLが、会社へ行こうと家を出ると外は雪。駅に着くと電車の遅れのせいで人でごった返しており、片隅で泣いている女性が…。
わけをきくと、塩大を受けに来たのだが、雪で電車が遅れてしまい試験に間に合わなかったとのこと。毎年雪で電車が遅れてしまうのだが、どうしても塩大に行きたくて、塩大だけを受け続けてアラフォーになってしまったそうだ。
“そう…確かにこの辺にはホテルもないし、毎年受験シーズンに雪は降るしね。じゃあ来年はうちに泊まればいいわ”
こうして、翌年OLは年上の受験生を泊めて受験をさせ、いよいよ合格発表当日。番号をきくと、“2626”。なんだか“つるつる”滑りそうで縁起が悪い。
しかも、アラフォー受験生は合格発表を見に行く途中、雪で滑ってこけてしまう。ますます縁起が悪い。
もうダメだろう…と思い、恐る恐る掲示板を見ると、2626がある。見事合格！ 急いでOLのところに戻り、合格の報告。OLもいたく喜んでくれた。受験生の服が濡れて汚れているのでわけをきくと、途中で滑ってこけたとのこと。
“なるほど、行く前にあらかじめ滑っておいたから向こうで滑らなくて済んだのね”てな噺。
（“塩大に受かって福が来た”というのを入れ忘れました…）
ちなみに、この噺は事実に基づいて作ってみました☆