★壊れたテレビの効用

だいぶ前にテレビが壊れて以来、携帯でテレビを見ています。“携帯にテレビ機能なんかいらないよ！”と思っていた私に小言ですな。

画面の下の方に出演者が話している内容が文字で出るのですが、邪魔なときもある反面、落語の場合はわかりやすい解説になったり、バラエティーの場合は話している人の名前が出るので、“ツッコミの人頑張ってるな〜”と指差し確認することができます。普通にテレビ見てると気付かないと思いますが、チュートリアル福田さん、フルーツポンチ亘さんなど、映っていなくてもよくツッコんでおられます。ロケットはなぜか三浦氏がよくツッコんでおられましたが…。

去年テレビが壊れたときは、ラジカセでテレビの音だけ聴いてたら嵐の声が聞き分けられるようになりましたし、いろいろ発見がありますな☆

★ガーコンよりディーコン

私のレパートリーの中に「ディーコン」というネタがあります。もちろん、偉大なるクイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンさんの噺でございます。

先日、ディーコンさんのファンの方（ディーコニストというそうです）が“ディーコン”で検索していてそれを見つけてくれまして、ディーコンファンサイトで紹介して下さったところ、書き込みを見た方から“CDは出てますか？”“ぜひ聴いてみたい！”とのメールを頂き、ディーコニストの皆さんとお会いすることになりました。

当日は昼間に全国のディーコニストが一堂に会するディーコニスト集会があったそうで、その流れで５人の女性が来てくれました。メールを下さった方は関西からいらしたそうです。

せっかくディーコニストの方々がいらして下さったので、クイーンの来日時にメンバーのお世話をした経験のある翁庵の大将に頼んで、ディーコンさんの思い出話を語って頂きました。皆さん熱心に聞いていらっしゃいましたよ。

「ディーコン」は、次回のディーコニスト集会の会場か、その二次会的に翁庵さんで『クイーン演芸会』をやらせて頂いて、それを撮って全国のディーコニストの皆さんに配信できる運びとなりそうです。他のディーコニストの方からもご要望のメールを頂いてますので、ぜひ実現させたいと思っております。

ちなみに、ブライアンファンなどは、ディーコニストのような呼び方もなく、集会も特にないそうで…ディーコニストは少ない分熱心なのではとのこと。なんか支障マニアに通じるものがありますな☆

★落ちましたぜ☆

昼、仕事の打ち合わせ。会社の百周年パーティーで司会と落語をするので、社長さんとホテルの方と細かいところを詰めていく。社長さんが慣れた方で、すいすいと気分良く物事が決まっていきました。さすが、人の上に立つ人は違うね！

夜、『たんす屋寄席』。本日のラインナップは、

ぽっぽ「転失気」
馬るこ「真田小僧」
菊六「あくび指南」
〜仲入り〜
たんす屋CM
つくし「三題噺〜インフルエンザ、草なぎ君、日本橋」
たけ平「浜野矩随」

でした。

危ぶまれていた三題噺は、オチがわりときれいに決まったので、印象が良かったようでひと安心〜“終わり良ければすべて良し”ですな☆

★大切なこと

新しいブルースを楽しんでいたイマーノさんが、ツアーに旅立たれたと、昨晩、花ちゃん改め枝ちゃん（枝太郎兄）から連絡もらって知りました。

“長生きしてえな”と歌っていたのは叶いませんでしたが、やりたいことをやり、たくさんの人に良い影響を与え、愛する家族や仲間にも囲まれ、幸せな人生だったと思います。

“好きなもの、好きなこと、好きな人を大事にして、一生懸命になること”

“夢を持って生きること”

それが、人生において大切なことなのだと教えてくれたイマーノさん。これからもその教えを胸に生きていきます。58年の素敵な生涯、ありがとうございました！

★お知らせ

５月３日は『たんす屋寄席』です。私は、前回に続き三題噺をやることになりました。

決して前回出来が良かったわけではないのですが、なぜか好評で“またやってほしい”ということになりまして…おそらくお客様が、演者が苦しむのを見て楽しむという、ドキュメント的な観賞をして下さったのではないかと思います。

そんなわけで、少しでも慣れようと『アワアワアワー』や『つくし落語』にて、隙あらば三題噺をして来ました。それでも当日苦しむことは間違いありませんので、皆様ぜひのたうち回るつくしを見に来て下さいませ。もちろん、たけちゃんとロックと馬るがしっかりやってくれますので、ご損はさせませぬ。

写真はこないだの『アワアワアワー』のとき、三題噺でアワアワ苦しむつくし（撮影：柳太郎兄）。