★飲酒人

落語協会納めの寄合。この寄合というのは協会員に連絡事項を報告した後、食事会になるのだ。そして！食事に伴い、お酒が出てしまうのだ・・・。

本日の支障の予定は、寄合の後、鈴本に出演し、だいぶ時間があいて夜の末広亭、てな感じ。本人は“寄席があるから飲まず、いっぱい食べるよ”なんて言ってましたがね。

でも、目の前に酒があって飲まないわけがないんだよ、このジイサンが。しかもまわりの人達がついだりするしさ。

てなわけで、鈴本は酔っ払いながらなんとか出たものの、おりてくるなり、

「俺はもう末広亭行かない！これから飲むんだ！！」だって・・・。仕方ないから協会に代演を頼みましたよ。そこからわか馬兄も巻き込んで飲みに行き、居酒屋では居合わせたお客さんにさんざん迷惑をかけた挙句、やっと護送しました。

帰りに末広亭に寄ってみたら、支障の代演は三三兄さんが来てくれました。その後が雲助師匠なのですが、師匠は寄合の支障を見て悪い予感がしたらしく、我々が居酒屋にいるときに「川柳兄さん大丈夫？」と心配してメールを送って来て下さったのです。本当に、皆様にご迷惑をおかけしました。

ただ、悔しいのは、わか兄とも言っていたのですが、自分達がまだ支障の代わりになれないこと。たとえ今日のような緊急の場合でも、少なくとも真打になっていないと話になりません。いくらガーコンができても、名前に川柳とついていてもダメなわけです。真打になったら、どんどん支障に酒を飲んでもらって、出番を横取りしたいですな。