★やっちまったな！

つくしのシークレットライブにご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

本日のラインナップは、「シークレットトーク」、「忘れじのブルース」、10分で考える三題噺は「北京オリンピック、山本モナ、宅急便」。あらすじは…。

自宅で一人謹慎中の山本モナ。反省してるかと思いきや、“キャスターはムリでもバラエティーがあるわ、熱湯風呂でも何でもやるわよ。未成年にお酒飲ませた人だって復帰できるんだから大丈夫よ〜あーテレビ出たい！”などと言いながら、実際は家の外をマスコミに張られていて、外出すらままならぬ身。そこに、

“ピンポーン！宅急便です”
“宅急便？いや、もしかして変装したマスコミかも”
警戒して、チェーンをつけたままドアを少しだけ開けるモナ。宅急便屋は、荷物が大きくて隙間から入らないので、チェーンを外してほしいと言う。信用できないモナは社員証の提示を求め、見ると『宅急 便』という、変な名前。しかも『ペリカン便』と書いてある。“宅急便です〜”と来たのだからクロネコヤマトのはず！

“やっぱり偽物ね！帰ってよ！！”
“もう、なんで気付かないんだよ、俺だよ、二岡だよ！！”
“えっ、二岡さん？”
またここで揉めていると目立つと思い、モナは二岡を部屋に入れる。

“わからなくてごめんなさい、私、別に二岡さんには興味ないの、他人の夫に手を出すのが好きなだけなの”
“冷たいな…せっかく宅急便屋に変装して様子を見に来たのに。落ち込んでるんじゃないかと思って”
“大丈夫よ、簡単に復帰できるから。人を殴ったりした人もすぐ復帰してるじゃない。世間は甘いのよ”
“そうか…いや、君は独身だからいいけど、俺は家族がいるからさ、家にいても女房に口もきいてもらえないんだよ…まあ辛いけど帰るわ”
“気を付けてね。外、マスコミが張ってるから”

しかし、案の定出た途端マスコミに取り囲まれ、

“二岡さんですよね？”
“いえ、宅急便屋です、よく似てるって言われるんですけど”
“何ごまかそうとしてるんですか！宅急便屋がなんで部屋に入るんですか？しかもあなたが入ったのが2時5分、今2時35分じゃないですか…あ、逃げないで下さいよ！！”
なおも取り囲むマスコミの連中。
人間も追い詰められると最後っ屁というのが出るようで、二岡は大きいのを一発“プゥ〜！！”
“うわ、くせ〜！！”
“へへ、におーかー！”
そこへモナも飛び出し、続けて“プゥ〜！！”
“へへ、山本もな”。

てな噺。反省してなさそうで軽率な二人の描写と、随所に古典を取り入れたのは良かったのですが、なんと「北京オリンピック」を入れ忘れたという事実…やっちまったな！！

この件に関して釈明させて頂きます。本当はその前にもう一場面入れて、サキヨミの伊藤さんとかが
“モナもバカだなあ、せっかくもう一度チャンスを貰えたのに…あんなことさえしなけりゃ、このサキヨミで一緒に北京オリンピックの報道とかできたのにな”
“まあでも彼女、北京フリンピックがあれば金メダルですよ”
“うまいこと言うね〜。それにしても彼女、今頃自宅で反省してるだろうな…”
ってな導入があって、反省してないモナの様子に移るべきでした。出し方はちゃんと10分の間に考えて、メモに“北京フリンピック”と書いてあったのですが、見るのを忘れ、うっかりモナ宅から始めてしまいました。

いや！やはりモナ同様、釈明は往生際が悪いすね。今後うっかり“二題噺”にならないよう、気を付けまする☆