★もうひとりの私

午前中、うん平師匠の代理で円朝祭の会合に行く。今年も飲料店出しますよ。去年はニートという言葉があまり浸透していないにもかかわらず背中に“働くニート”と入れた甚平で働き、おととしに至っては当時まだメイド喫茶など流行っていなかったにもかかわらずメイドの格好をすることになり、一日中滑ってましたからね。今年は何を先取りしちゃうのかな・・・。

午後からは文左兄とわか馬兄宅にて鹿芝居の原稿の打ち込み。兄さん二人がきゃあきゃあ遊んでいる横で必死にワープロを打つ。大車輪でやったのだが終わらんかった・・・。

その後、雲助師匠に協会でお稽古のお願いをしていたので急いで向かったのだがギリギリになってしまい、なんと師匠は先にいらして待っていて下さいました・・・申し訳なさ過ぎ！しかも師匠の噺は素晴らしかったです。お稽古なのに途中感動してしまいました。とても同じような味は出せないと思いますが、自分なりに頑張ってやってみます。

いやー、しかし今日は忙しかった。もし私が二人いたら原稿も上がっただろうし、師匠をお待たせすることもなかったのに・・・的なことを考えながら携帯を確認したらサラミから留守電が入っていて、「今朝、姉さんからの電話、出られなくてすいませんでした」だって・・・いやいや、電話してないですよ！誤発信した形跡もないし。さてはクローンつくしの仕業か？だとしたらサラミにいったい何を伝えようとしたのか？非常に気になるところだ。

★変な奴！！！

今度、一緒にライブをやることになったデスリガンと話し合いをしようとしてみる。前にも書いたがこのコンビは片方がイラン人。それほどしゃべったことがないため、面白いということ以外ほとんど何も彼らについて知らない状態。どうからんだらいいやら・・・てな感じでしたが、実は二人ともけっこう落語に詳しく、日本人の武井君の方は円丈師匠に弟子入りしようかと思ったこともあるとか。いやー、似た者同士引き合うものですな。

一方、問題のイラン人サラミの方は、武井君も共感できないぐらい変な奴！ハムスターを飼ったときも、強くしようとしてライターであぶったり、剣山で刺したりして育て、ついでに自分も強くなろうとして針に刺さったりしていたが、いつの間にかハムスターが強くなり過ぎて噛まれてしまい、「そのうち俺はこいつに殺される！」・・・不安におびえていたら、あるときハムスターが出られないはずのおりを破って脱走し、零下２６度の中、さすがにもう生きてないだろう・・・と思っていたら、しばらく後突然玄関に現れ、サラミを見て“ニヤっと笑った”とか・・・何だそれ！

こんなバカエピソードが次々と出て来て、バカ好きの私にとってはめちゃめちゃぜいたくなトークショーでしたよ。サラミいわく、子供の頃はいじめられていたそうですが、それはイラン人だからじゃなくて、イランにいてもやっぱりいじめられてたんじゃないかなあ・・・。

★罰金ガム宮殿

福袋の打ち合わせ。新作をやろうと思っていたところ、大ネタ大会というコンセプトになり、持ちネタをやる人とネタおろし組に分かれ、私はネタおろし組になりました。今日どちらにしても今度やらなければならない大ネタのお稽古のお願いに行くつもりだったのですが、まさかそれをこんなに早くやることになるとは・・・でも自分なりに頑張ってみます！ネタは発表をお楽しみに。

でもって、雲助師匠にお稽古のお願いに行ったところ、楽日だったのでトリの円丈師匠に打ち上げに連れて行って頂きました。話題は円丈一門のマスコットボーイたん丈一色！たん君は知識のキャッチ＆リリースをしてしまうため、何度小言を言われても直らないそうで。

師匠「何度も同じことをされてる俺の身にもなってくれ・・・今度から罰金取るぞ！俺、申告のとき、“収入　罰金”て書いてやるからな！」
つくし「でもって、その罰金で家建てちゃったりして・・・」
丈二「“罰金ガム宮殿”なんて呼ばれちゃったりして・・・」

・・・頑張れ、たん君！

★花丸より華丸

外出時、友達から「R-1見たんだけど、博多華丸って面白いね〜！」とのメール・・・てなわけで、M-1のときと同様、R-1も優勝者をうすうす知った上で見ることになりました。それが私の運命（さだめ）なのね☆

ひたすら笑えるもの、共感できるもの、うまいなあ〜と感心させられるもの、とにかくやり切るもの・・・ピン芸はどれもいろんな意味で面白い！勉強になりました。

それにしても、優勝者もそうですが、コンビの片割れ多かったですね・・・落語家も誰も準決勝行けなかったし。もう落語家だけでなく、ピン芸人のための大会ですらないのかしら。

★トリノだよ！

トリノオリンピック、まったく見てません。メダルを取れないからとかじゃないですよ。それは、どこかの国の人が取るわけだからいいでしょう。国境はない、ただ空があるだけです。

ちなみに花丸兄は、今やってるのがソルトレークオリンピックだと思っていたそうで。それをきいた人がこう歌ったとか・・・。

“♪花丸来たぜ　バカだぜ〜（北島三郎『函館の人』より）”