★一目惚れとはいえ…

国立の方にお誘い頂き、友達と歌舞伎を見に行きました。『神霊矢口渡』という、平賀源内作のお話。この人多才ですね〜。

まあでも、一目惚れした相手のために命も犠牲にするってのはわからんですね…相手には女もいますし。

落語だと紺屋高尾なんかも一目惚れですが、あれはわかるんですよ。特に高尾の気持ちはよくわかります。

今日の話も、多少なりとも二人の心が通じ合うようなところがあると良かったかもしれませぬ☆

★首長

今年も大銀座落語祭が開催されます。最初は3日間だったのですが、昨年より5日間になりまして、我々二つ目もだいぶ出られるようになりました（今年、私は20日出演予定です）。

支障はネタが少ない割に毎年出ておりまして、ガーコンの他ラ・マラゲーニャ、ジャズ息子などお送りしております。今年はかわら版に「首長」とネタ出ししてありますが、さて、どんな噺なのでしょう？いよいよ川柳が新ネタを下ろすか？ちなみにこのブロックのタイトルは「やられた！の会」です。

★ハゲ色

池袋三日目、「女はつらいよ」。平日のお客さんでした。

夜、花丸兄のネットラジオに円福兄と二人でゲスト出演。福ちゃんはこのラジオだとなぜかしゃべらないという不思議な人です。今回は変なキャラを付けなかったので、一応しゃべってはおられました。

それより、なぜか本番直前まで皆で花ちゃんのハゲ話をしていたので、テーマでもないのにずっとハゲモードでお送りしてしまいました…終了後も渋谷までハゲトークしながら帰るという、ハゲ一色の夜でした☆

★睡眠寄席

池袋二日目。『寄席の日』だったため、いっぱいのお客さんでございました。私は「会社へ行こう」をお送りしました。

顔腫れジイサンは食欲も出て来たようで、楽屋の今川焼をごっそり持ち帰っておられました。酒はやめられないのだから、飲む前に悪酔いしない薬を飲んでおいてはと勧めても“酒をまずく感じさせて飲ませなくする薬だろ？”そうじゃなくて二日酔い防止のための薬だと言っても、“俺みたいなのには効かない”と頭から決め付ける始末。文字通り酒で転ぶジイサンは、頑固だから医者とか薬がキライなんだね。

それはそうと、客席で昼席中（もしかすると夜も）ずーっと寝ておられる方が…ま、寝るためのクラシックコンサートなんてのもあるくらいですから、世の中お疲れの方が多いんですな。楽しみ方は人それぞれでございます…くれぐれもお風邪など召されませぬよう☆

★推定泥酔

池袋6月上席初日。男性のお客さんが多かったので、「栄冠は君に輝く」をお送りしてみました。

池袋の支障の芝居（10日間の興行）の土日は独特です。一般度は低く、支障目当てのお客さんが多いっす。上野や浅草ではこんなことはまずありませんな。新宿はその中間ぐらい。

支障は、おとといは良いお酒だったのですが、案の定昨日昼のブラック師の会後に泥酔して転び（推測。本人は記憶なし）、顔を腫らして高座に上がっておられました。メガネも壊し、違うのをかけてました。“食欲もなくてな。代演を頼もうかと思った”だって…もう少しでトリの初日を二日酔いで代演という快挙を成し遂げるとこでした。ま、川柳ですから☆