★他人の楽器で演奏をする

テレ朝ウェブサイトの打ち合わせ。大学時代の音楽サークルの後輩が、落語企画が持ち上がったので私を思い出し、声をかけてくれたのです。

大学時代、彼は大変優秀で、私より上の人と一緒にやったりしておられた記憶が…一方、私はというと、ほとんど弾けないベースを強引に弾いておりました。ヘ音記号のついた譜が読めず、線を一本足してト音のついた譜と同じにして読むってなダメさ加減。しかもベースを持っておらず、ステージのときは高校時代の先輩から借りて使い、やがてその先輩が二浪したのをいいことに“こんなの弾いてちゃ合格できませんよ”と言葉巧みに取り上げたという…そのベースはショートスケールでめちゃめちゃ弾きやすく、私でもなんとか弾けたのでした。

ところが…あるとき、普通に担いでいたにもかかわらず、ケースが破れるという事態が発生！目立たぬようケースと同じ茶色の細い糸で縫おうかと思いましたが、“逆に太い糸で縫った方がお洒落なのでは？”と、ピンクの毛糸でざっくり縫ってみました。自分では“ロックだぜ♪”と仕上がりに大変満足していたのですが、それを返されたときの先輩の顔は今でも忘れられませぬ…。

そんな私ですが、十数年後、ちゃんと地上波で同じ四弦の楽器を（コード二つですが）披露しましたよ！あっでも支障のウクレレだからまた人の楽器だわ☆

★財布

財布がボロボロになって来ました。“なら買えば良いじゃないか”と言われるかもしれないが、そうはいきません。なぜなら、友達に貰った財布を使いたいからです。

それを貰った頃はまだ今の財布を買ったばかりだったので、“これがダメになったら使おう”と思い大事にとっておいたら、大事にしまい過ぎてどこにあるかわからなくなってしまったのでした…。

しかも、当時はまだ実家にいたのだ！そのうち帰省して家宅捜索をせねば☆

★一門会

黒門亭にてガーコン特集。わか馬兄が一子相伝のガーコンをやった後、本人登場！というゴージャスな企画。一応わか兄が上、支障が下ということにしたようで。

そんな“ガーコン師弟”の前方で何をやるべきか？支障の会なら川柳マニア向けに支障ネタをやるのですが、黒門亭だと全員がマニアでもない感じ。てなわけでやる予定だった「終焉の地」をやめて「ディーコン」をお送りしました。まあこの噺、こういうときでもないとできませんからね。聴けた人はラッキーよ♪

ちなみに、わか馬兄は支障にガーコンを貰って以来、老人ホームなどいろんなところでやって、大変好評だそうです。いつでも川柳を継げますな☆

★試食会

つくしの試食会。本日のラインナップは、「やっちまいな！」、「大倒産時代」、「きみの友だち」、「ディーコン」、「碕山結婚相談所」、「終焉の地」。試食は“延べ106万票が選び出した味のスナック”でした。

お越し下さいました皆様、ありがとうございました☆

★お知らせ

明日（1日）は試食会です。お試し段階のネタをいろいろとお送りする予定。もちろん、恒例の本当の試食も有り。生の物は出しませんので、安心してお越し下さいましね。

P.S.“川柳川柳の出演予定を教えてほしい”とのメールを下さったお客様へ。8月は2日の黒門亭と浅草中席に出ます。詳しくは落語協会のHPか東京かわら版（03-3542-3610）をご参照下さい。