★心中お察しします

黒門亭『光る二つ目の会』。本日のラインナップは、

扇「寿限無」
馬吉「辰巳の辻占」
朝也「味噌蔵」
〜仲入り〜
つくし「心中夫人」
ろべえ「やかんなめ」

でした。若干“心中”がついて（噺の内容が似て）おりますが、ネタ出ししてあるのでしょうがないですね。まあ、古典と新作それぞれの心中噺をお楽しみ頂いたということで☆

★耳より情報

家族と離れて暮らす皆様に耳よりな情報です。2月からNHK料金の家族割引適用の範囲が広がり、別宅も割引可になりますので、該当する方はお手続きをお勧めします。

手続きの方法で一番簡単なのは、同一口座から引き落とすことらしいので、私は実家を割引にしてもらい、私の口座から一緒に引き落とすことにしますが、逆に自分の方を割り引いてもらい、実家の口座から引き落としてもいいわけです。単身赴任の方にも適用されます。割り引いてもらう方は半額になるので、大きいですよ☆

★つくしのシークレット

『つくしのシークレットライブ』。シークレットトークは、「痩せゆく女、ドケチジイサン」など。

10分で考える三題噺は、「渡辺喜美・真打・銭湯」。あらすじは次の通り。

自民党から離党した渡辺喜美議員。今後誰かと行動を共にするのかという記者の質問にも“相手があることですから”と立ち去ってしまう。

彼がその足で向かった先は、なんと円楽師匠宅。自民党を離党し、円楽党に入党したいと言う。

“しかしね、あーたは議員ですから、うちに来ても…”
戸惑う円楽師匠に渡辺は、“真打になりたいんです！自民党にいてもなれないけど、円楽党ならすぐなれるでしょう？円福だってなれたじゃないですか”

と食い下がる。困った円楽師匠が楽太郎師匠に相談すると、

“いいんじゃないですか、僕の円楽襲名に向けて話題作りにもなるし。ただ、あまり落語のことを知らないのも困るので、ちょっとテストしましょう”

そして渡辺は、江戸時代の看板の読み方（商い中、銭湯）など基本的なものから、『この台詞を言った師匠は誰でしょうかクイズ』まで見事に正解しまくる。それを見ていた円楽師匠も納得し、

“いいでしょう、あーたうちに入党なさい”

“はい、ありがとうございます。でも今問題に答えるのにずいぶん汗をかきました。まずは入湯（入浴）させて下さい”

てな噺（落ちは“入湯”と言いたかったのですが、聞いてわかりづらいので、実際は入浴と言いました）。

次回のシークレットライブは2月8日です。11日のたんす屋寄席でまた三題噺をやることになったため、そのお稽古をしますので、皆様よろしくお願い致します☆

★つくしさん、勉強して下さい

私が今、一人でやっている勉強会は、ネタ中心の『つくし落語』、シークレットトーク＆三題噺中心の『つくしのシークレットライブ』ですが、今年からさらに勉強会を増やすことになり、『つくしの翁庵落語会』を月一でやる運びに。そして、このたびさらにまた一つ増えまして、タイトルはつくしつながりで『花より落語』。第1回目は2月18日、スペシャルゲストは柳太郎兄です。皆様今から手帳に書いておいて下さいね。

しかし、勉強会をするにあたって困ったことも起きて参りました…詳しくは明日14日のシークレットライブでお話しします☆

★成人

成人の日でしたね。

私の成人の日の思い出と言えば…晴れ着はなし（節約のためレンタルで写真撮影のみで済ませました）。うちの大学は冬休みが終わってから試験やレポート提出があったので、受験生みたいな生活をしてるときに成人式を迎えたのです。せっかくなので普段着でちょっと行ってみると、冬休み前に試験を終わらせ、解放感に溢れる晴れ着の人々が…。

ロビーで高校の同級生に会って話をしている間に会は終わってしまい、記念品をもらって帰ろうとしたら、小中一緒で、私同様忌野さんファンだった男子に会いました。小学生の頃は奴にいじめられていましたが、中学になると逆に私が奴の忌野グッズを取り上げたりしてやり返しておりました。

そいつと5年ぶりに成人式で再会。私は思わずきいてみました。

“忌野さんのライブ行ってる？”
“もう行ってない”

それ以上話すこともなく、会場を後にしました。

相変わらず忌野さん大好きな私は、成人の日が来るたび、そいつのことを思い出します☆