★ラストシークレット

「つくしのシークレットライブ」にご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

本日のラインナップは、「シークレットトーク」（なぜ全てのこの会場の会が8月で突然終了になってしまったのか、そしてなぜ突然9月に無謀な会をやることになったのか）、「無差別殺人（仮）」（円福兄にもらった噺。ほとんど着想のみでストーリーもオチもなかったので、相当直しましたが…）、10分で考える三題噺は「銅メダル、落語娘、雨女」。内容は…。

4年に一度の落語オリンピックに賭けるつくし。この日のために芝浜、子別れ、薮入り…などは一切やらず、ひたすら新作落語の道を邁進して来たのだった。
オリンピック当日は雨。つくしは雨女なのだ。会場入口には“雨のため滑りやすくなっておりますのでご注意下さい”などと書いてあり、つくしは“縁起でもない！”と、威勢良くそれを破いて入る。
いよいよ開演。ライバルの小歌丸は「アンケートの行方」、円福は「無差別殺人（仮）」、つくしは「落語娘」を熱演。
結果は、小歌丸が金メダル、円福が銀メダル、つくしは銅メダル。小歌丸と円福に負けたのは納得いかなかったが、銅が取れたので、笑顔で表彰台に上がろうとするつくし。
しかし、台の一番低いところに小歌丸が立ってしまっている。どいて貰おうとすると逆に“何言ってんだよ、お前は真ん中、一番高いところに立つんだよ！”。しかも円福兄まで同じことを言う。困ったつくしが司会者に助けを求めると、“あなた知らないんですか？ここ4年の間に銅の価値が上がって、今は一位が銅、二位が銀、三位が金なんですよ”…つくしはこの4年、落語一筋だったのでそれを知らなかったのだ。
“つくしさん、あなたが一位なんですよ、納得してくれましたか？では上がって下さい”
“…やっぱり、上がれません”
“どうしてです？”
“だって私、高所恐怖症なんですもの”
という、大変私に都合のいい噺（写真はイメージ映像）。

というわけで、この会場でのシークレットライブはこれにて終了致します。“来月からの会場は決まってるんですか？”とのお問い合わせを頂きましたが、未定でございます。続けられそうな会場を探しております。皆様のご要望にお応えして、必ずまた復活致しまする☆